災害大国である日本では、地震や大雪のほかに、台風にも注意しなくてはなりません。
台風は、7月から本州への接近が増え始めます。8月は、台風の発生が年間でもっとも多い時期です。そして、9月以降は秋雨前線の活動を活発にして、大雨を降らせることがあります。台風が多い時期に向けて、犬を飼っている方は備えをしておきましょう。
本記事では、わんちゃんが安心して過ごすための防災・備えについて紹介します。
■台風から愛犬を守るために

台風接近時に思い出したいのが、「犬をしまえ」の注意喚起です。この言葉は、2019年の台風接近時にTwitter(現:X)上で広まり、SNS流行語大賞2019にもノミネートされました。
台風の際は、わんちゃんが飛来物でケガをしたり、犬小屋が浸水したりする危険があります。外飼いの犬は、風雨が落ち着くまで家の中に入れてあげましょう。
また、揺れや音で犬がパニックになり逃げだすこともありますので、逸走にも注意してください。音に対して敏感な場合は、テレビの音を聞かせると気づきにくくなることがあります。窓やドアから離れた場所に、わんちゃんが落ち着いて過ごせるスペースを用意しておくのもよいでしょう。
台風時の犬の散歩について
基本的に、台風時は犬の散歩を控えることが推奨されています。
慣れた毎日の散歩コースであっても油断はできません。地面が濡れているときに散歩をすると肉球がふやけ、足を傷つけてしまう可能性もあります。
排泄のため外に出る場合は、風雨が落ち着いたタイミングを選び、できるだけ短時間で帰宅しましょう。
排泄のトレーニングについて
いざというときのために、排泄のトレーニングをしておくことも、災害時の備えの一つです。
外で排泄する習慣がある犬の場合、散歩に出られないと災害時に困ってしまうかもしれません。
排泄のトレーニングには時間がかかります。台風で散歩が難しいときのために、普段から室内で排泄する練習をしておきましょう。
■愛犬のための備蓄品リスト

台風では、停電や断水などが起こるかもしれません。被害の規模によっては、ライフラインが復旧するまでに時間がかかることもあります。そこで、愛犬用の備蓄品もまとめておくと安心です。

必要なフードや水の量は、愛犬の体格や年齢、健康状態などによって異なります。環境省「人とペットの災害対策ガイドライン」では、少なくとも5日分、可能であれば7日分以上の用意が望ましいとされています。非常時の備えとして準備したフードや水は、定期的に期限を確認してください。
ワクチン接種の記録など、愛犬の健康状態が分かる資料も準備しておきましょう。避難所や預け先によっては、接種状況などの確認を求められることがあります。
わんちゃんの健康状態によっては、薬や療法食などの準備も必要です。また、普段からキャリーケースやクレートなどを使って慣れておくと、避難した際も落ち着いて過ごせます。
■愛犬を守るためには普段からの備えが大切!
わんちゃんが台風に怯えるのは、本能的に危険を察知する能力が高いためだともいわれています。また、普段とは違う飼い主さんの行動から、不安や恐怖を感じ取る犬も多いものです。
愛犬が安心して過ごせるよう、飼い主さんは災害時も冷静に行動するよう心がけましょう。
災害時に慌てないためには、事前の備えが欠かせません。台風が近づいてきたら、フードや水などの備えが十分にあるか、ぜひ見直してみてくださいね。
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