わんにゃとの暮らし

犬のお散歩は冬でも行くべき?注意点やおすすめグッズを紹介

奥平望

ライター
奥平望

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犬のお散歩は冬でも行くべき?注意点やおすすめグッズを紹介

冬の寒さに弱いわんちゃんは意外と多く、なかには寒い時期になるとお散歩を嫌がる子もいます。我が家の愛犬もお散歩の時間になると喜ぶものの、玄関に行くと寒さに震えることも……。こんな場合でも、毎日お散歩に行くべきなのでしょうか?

ということで今回は、わんちゃんの冬のお散歩について紹介します。冬のお散歩の注意点やおすすめグッズもまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

■冬でも犬のお散歩は行くべき?

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わんちゃんの中でも、とくに被毛が短いイタリアン・グレーハウンドやミニチュア・ピンシャーなどの犬種や暑い地域で生まれた犬種は寒さに弱く、冬になるとぶるぶる震えてしまう子も少なくありません。だからといって、冬のお散歩をやめてしまうと肥満やストレスの原因になることもあるため、冬でもなるべくお散歩には行ったほうがよいでしょう。

とはいえ、なんの対策もせずお散歩するのはおすすめできません。愛犬を寒さや雪から守るために、次の章で紹介するポイントを押さえておきましょう。

■冬に犬のお散歩をする際のポイント3つ

ここからは、冬のお散歩で意識したいポイントを3つ紹介します。寒い冬のお散歩を少しでも楽しんでもらうために、さっそく今日から対策を講じましょう。

■お散歩前にウォーミングアップする

冬はお散歩に行く前に、家の中で軽くウォーミングアップするのがおすすめです。一緒に室内を歩いたり、おもちゃで遊んだりすることで、体が温まってお散歩を楽しめるようになります。

 また、ウォーミングアップをすることによって関節を痛めたり、心臓に負担がかかったりするのも防止できるので、出かける前に軽く体を動かしておきましょう。

■時間は日中が理想的

お散歩の時間帯は日中が理想です。これは飼い主さんのライフスタイルによっては難しいかもしれませんが、できるだけ太陽が出ている暖かい時間帯にお散歩したいですね。

 お散歩の時間や距離に関しては、愛犬の年齢や体調、天候に応じて変えてください。あまりに寒さが厳しい日や雪が激しく降っている日は、お散歩を休むという選択をとるべきでしょう。

■お散歩後のケアを忘れずに 

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とくに雪や凍った道路の上を歩いた日は、帰宅後に被毛や肉球のケアを怠らないようにしましょう。体が濡れていればタオルで拭き取り、必要に応じてドライヤーをかけてあげてください。

■冬のお散歩の注意点

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冬のお散歩は雪やみぞれなど、わんちゃんの体を冷やす厄介な天候に見舞われがちです。その場合は無理をせず、お散歩を休むのがベストでしょう。なお、雪やみぞれ、凍った道路の上を歩いた後は、肉球がしもやけやひび割れを起こさないようケアをして、しっかり温めてあげてください。

 また、冬のお散歩ではヒートショックにも注意が必要です。ヒートショックとは、急激な血圧の変化が原因で心臓発作や脳卒中を起こすことをいいます。

わんちゃんも暖かい室内から寒い屋外に出ると、ヒートショックを起こす恐れがあります。寒暖差に敏感なわんちゃんを守るためにも、お散歩の時間帯を変えたり、ウォーミングアップを心がけたりと工夫することが重要です。

■冬のお散歩におすすめのグッズ

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寒い冬のお散歩を少しでも快適にするために、以下のようなグッズを活用するのがおすすめです。 

犬用ウエア
お散歩用ライト
肉球クリーム

なかでも犬用ウエアはヒートショックの防止にも役立ちます。あわせて、愛犬が嫌がらない場合はネックウォーマーや犬用靴などの利用も検討しましょう。

 

■お散歩の代わりになる室内運動は?

冬でもなるべくお散歩に行くべきだと述べましたが、大寒波や吹雪のような悪天候の場合はお散歩をお休みして、ボール遊びや引っ張り合いなどの室内運動を取り入れてみましょう。また、犬用の知育玩具の定番品であるコングなどのおやつが入るおもちゃを活用すれば、比較的長時間遊んでくれます。 

■冬も愛犬とのお散歩を楽しもう!

寒いからとお散歩に行くことをやめてしまうと、わんちゃんは運動不足になり、肥満やストレスに悩まされることになります。この記事で紹介したようにウォーミングアップや防寒対策をして、冬のお散歩も楽しんでもらいましょう。 

とはいえ、天候や愛犬の体調によってはお散歩をお休みしたほうがよい場合もあります。その場合は室内でできる運動を取り入れて、愛犬の心身の健康を守りましょう。

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